------------------------------ ヘビーウェイトシフトノブの効果について

ヘビーウェイトシフトノブ(以下、HWSと略します)の重量がミッションに悪影響を与えると誤解している方もまだまだ多いようです。
また、荒っぽくて、雑なシフト操作とHWS導入とを同一視して、あたかもHWSがミッションに過剰な負荷を与えるかのような説明を喧伝するHPもあるようです。
後者についていえば、HWS愛好者からすれば、極めて不快な説明になっていますので、その不快な説明の否定を兼ねて、HWSの効果等を説明いたします。

(HWSの導入目的、効果)
HWSを購入されるお客様のほぼ100%が、渋くて重いシフトチェンジに問題を感じていた方々です。その問題の解決法として購入されています。
そして実際に使ってみて、
   『 軽い力で 』
   『 ゆっくりとノブを目的の段に移動させるだけで 』
   『 自然に、吸い込まれるように 』
シフトチェンジできるように改善できたとのインプレ報告です。結果として、よりクイックなシフトチェンジを体感され、ミッションに優しいシフトノブと感じておられます。
HWSの重量による慣性力で勢いをつけて(動的慣性力で)ギアを押し込んでいるわけではないことを実感されています。

(なぜ、シフトチェンジの挙動が改善されるのか)
シフトチェンジが渋い原因の殆どはシンクロメッシュの特性、状態にあります。具体的にはシンクロメッシュの各段ギアについている一対のシンクロコーンの接触面の状態に原因があります。接触面の状態が良くない場合、一対のシンクロコーンの移動側(ノブ側)コーンは弾かれやすく、ミクロ的には接触したり遊離したりするため、同期に時間がかかります。同期するまではシフトレバーが渋い状態が続き、勿論ギア(ドライブギア)は噛合いません。シフトチェンジがスムースにできない状態です。
ノブを通じて、ノブ側コーンに大きな質量を持たせることによって弾かれ難くなる結果、同期がスムースになります。即ち、シフトノブ側の静的慣性力(重量そのもの)がシンクロコーンの動作を正常な状態に戻しているのです。結果、シフトの渋さ、引っ掛かり等が大幅に改善されます。

(HWSはミッションを傷めるか?!)
決してそんなことはありません。数百gのノブの重量などは実質的に何ら影響しません。操作する人によって、車によってノブに与える力が、時には何kg重も差があることを考えれば、まったく影響しないと云えるでしょう。
ミッションを傷めるのは乱暴なシフト操作です。
また、渋い状態のままのシフトを、力でねじ込むシフト操作もシンクロコーンの状態を悪化させる原因になると思われます。

MTの構造やシンクロメッシュ、シンクロコーンの動作に興味をお持ちでしたら5MTシンクロメッシュ をクリックいただくと分かりやす図や説明が表示されます。
                            -----------------------------湘南シフトノブワークス